カレーライスを食べる時にふと気になることといえばルーとライスの位置です。
皆さんはどのようにカレーライスを盛り付けていますか?
今回はカレールーとライスの位置関係について調べてみました。
ルーとライスの位置関係に正しい位置はあるのか?
カレーライスが日本に伝わったのは明治時代にイギリスから伝わり、その後日本で独自に変化していった料理です。
日本に伝わったカレーライスはインド料理のカレーを元にイギリスで生まれた料理なのです。
伝わった当時の盛り付け方はライスが奥でカレールーが手前だったようです。
しかし、これが正しい位置なのかというとそうではないようです。
なぜかというとカレーライスはカレーをライスにかけて食べる料理であり、ルーとライスの配置については指定されていません。
つまり、カレーライスの盛り付け方はルーが右、左、上から、手前、奥など決められた位置というのはなく「自由」なのが正解です。
自由な盛り付けだからこそ個性や地域性がでる。
カレーライスの盛り付け方は自由であることから地域の文化などによって盛り付け方も特徴があるようです。
日本にイギリスより伝わった当初の盛り付けはライスが奥、ルーが手前で伝わってきました。
この背景にはイギリスのテーブルマナーの一つであるスープを飲むときはスプーンを手前から奥へ運んですくうところからきていたようです。
また、富山県の黒部ダム、群馬県の八ツ場ダムといった坑道工事などしていた場所の近くでは、トンネル工事の人たちが「御飯に汁をかける」ことから、崩落や落盤を連想させてしまい縁起が悪いとされて
カレーをライスにかけず、スプーンにのせたライスをカレーに浸して食べるようテーブルマナーとしてされているところもあるようです。
カレーライスの一般的な盛り付け方は?
以前、『読売新聞』の記事に掲載されたTwitterアンケートの結果によると、ライスが右が42%、ライスが左が58%となっていました。
傾向として、ライスが右の人はライス→ルーの順番で食べる人が多い。
ライスが左の人はライス→ルーやルー→ライスの順番というように食べ方が様々だったそうです。
左右には利き手と食べやすいかどうかが関係しているようです。
また、左右ではなくライスが奥の人は「食べやすさ」と「見栄え」の両方を重視している傾向にあるようです。
ライスが奥ならば利き手は関係ありません。
洋食の盛り付けなどのメインを手前に配置する観点から見栄えも良さそうです。
まとめ
カレーライスの盛り付け方は自由ですが日本人の傾向として、
・食べやすさ重視で利き手を考慮するなら、利き手の反対側にライスがあるほうが、食べやすい。
・利き手に関わらず見栄え良く&食べやすく盛りつけるなら、ライスは奥。
ということがわかりました。
自分自身のオリジナルの盛り付け方を色々試してみてはいかがでしょうか。
カレーを食べるときの盛り付けやTwitterやインスタといったSNSの写真などの参考にしてみてください。
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