白子玉ねぎとは
九十九里浜の南エリアに位置しており、海水浴やサーフィン、テニスなどの合宿施設が多い、千葉県長生郡白子町は、ヨウ素などの天然のミネラルを多く含んだ温泉が出たり、温暖な気候を利用した旬の野菜や果物、花の栽培も盛んな地域です。
白子町の玉ねぎの収穫量は千葉県トップ。
サイズが大きく、辛味が少なくて甘い白子の玉ねぎは「白子玉ねぎ」といわれる人気の玉ねぎで1度食べるとそのおいしさに病みつきになります。
他の玉ねぎとは違う「白子玉ねぎ」の甘さは白子の温暖な気候とミネラル豊富な砂地の土壌で育てている事がおいしさの秘密です。
ちなみに白子町が含まれている長生地域で栽培された玉ねぎは「ながいき玉ねぎ」という名前で販売されています。
白子玉ねぎ（ながいき玉ねぎ）の品種は？
白子玉ねぎは品種が決まっているというわけではないようです。
メインとなっている品種はソニックという品種です。
その他にもターボ、オメガなどの７種類が栽培されています。
ソニックの特徴は、苗立ちがよく病気に強い、そして収穫が早く長期保存が可能な品種です。
雨が少ない5月のゴールデンウィーク頃が収穫のピークとなります。
収穫したあとも風通しの良い場所で乾燥しておけば８月頃まで貯蔵できます。
食べたら病みつきのおいしさ
ミネラル豊富な土壌で育った白子玉ねぎの特徴は、みずみずしくて辛味が少なく、そして甘い。
一度食べると病みつきです。
個人的にですが「生のまま」食べることをおすすめします。
我が家では白子玉ねぎが手に入った時はオニオンスライスにして食べます。
幼稚園と小学生の子供がいますが、白子玉ねぎのオニオンスライスは何もつけずにそのまま食べています。子供たちいわく、そのまま食べたほうが美味しいとのこと。
ちなみに私はポン酢をかけます。
１玉のオニオンスライスなんてあっという間になくなります。
子供に聞いたら「この玉ねぎは甘いし、辛くないから食べられる。他のは辛いんだもん。」と言っていました。
たまねぎ自体がおいしいので煮ても焼いても美味しいです。
ただ、白子玉ねぎのおいしさを全て味わうならやはり「生のまま」が一番かなと思います。
たまねぎの効能
玉ねぎは血液をサラサラにしてくれる効果が有名です。
その他にも、美容、むくみ解消、疲労回復にも効果があり、風邪やインフルエンザの予防にもなります。
また、生で食べれば脂肪減少や便秘解消効果があります。
ただし、食べすぎは注意!！人によっては副反応がみられる場合があります。
さいごに
白子玉ねぎは4月から5月ころまでの短い期間のものになります。
しかし、一度食べればまた来年の収穫シーズンが待ち遠しくなってしまう野菜です。
玉ねぎが苦手な方も白子玉ねぎならたべられるようになっちゃうかもしれません。
おいしいからといっても食べ過ぎには注意してくださいね。
今年はコロナ情勢でどう変化しているかはわかりませんが、5月中は毎年玉ねぎ祭りというイベントも白子町で行っています。
収穫体験もできておいしい玉ねぎも手に入る一石二鳥なイベントです。
また、通販でも白子玉ねぎや白子玉ねぎを使った商品は販売されているようです。
一度試してみてはいかがでしょうか？
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