魚を一匹で買うと捌かなきゃいけないし、生ごみも出る。
手間もかかるし大変です。ですが、切り身だけじゃあまり食べる機会がない部位も実はおいしいんです。それに一匹で買って使えば切り身で買うよりも量がとれてとってもお得です。
私も初めは魚を捌くのも少しづつできるようになってきて料理の楽しさもひろがりました。
今回は一匹まるまるの魚でつかえる部位を少し書いてみようと思います。
魚を捌く事を日々の食卓で行うには時間などを含めて大変だと思いますので休日など少し料理に時間をかけられる日にやってみるところから始めていくといいと思います。
魚で食べられる部位は?
まずは魚一匹で使える部分を紹介します。
魚の種類によっては他にも使える部分や使えない部位もありますが、スーパーなどで売られている魚で使える部分は身、皮、頭、カマ、中骨の5つです。
この5つの部分をそれぞれ単独で使って料理すればそれだけで5品できちゃいます。
食卓の品数があっという間に増えます。
部位別の調理方法はというと
1.身・・・生食(刺身)、蒸し物、煮物、焼き物、揚げ物
2.皮・・・煮物、焼き物
3.頭・・・煮物、蒸し物、焼き物、揚げ物
4.カマ・・・煮物、蒸し物、焼き物、揚げ物
5.中骨・・・煮物、揚げ物
他にも食べ方はあるとおもいますが私が知っているのはこのくらいです。
捨ててしまえばそれで終わりですが、調理すればおいしい一品になります。
余すことなく食べる事は食材への感謝やゴミ削減などのエコに繋がると私は考えています。
魚を捌くのが嫌、苦手、捌けない人はこの方法
魚がさばけないという人はお店の店員さんに声をかけてみるといいですよ。
一匹まるまるで売られている魚は店舗に調理場があるお店ならば下処理をしてくれるところは結構あります。店内表示がされているところは少ないと思いますが三枚おろしくらいまでは無料でやってくれるところもあります。下処理の手間も省けますし、家庭ごみも少なく済んで便利です。
それに店内加工をしているお店なら鮮度や食べ方などにも詳しい方がいたりしますので教えてもらえる場合もあります。
魚の下処理ができなくても安心です。
食育にもつながる理由とは
さまざまな経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる人間を育てることを目的とする食育。
家庭で魚を一匹まるまる捌いて使う人は少ないと思います。
実際、私も幼少時代に家庭で魚を捌いている姿はあまり見た覚えがありません。
今の時代、家庭で魚をわざわざ捌く必要もないかもしれません。
しかし、魚に限らず家庭で調理することは食材への興味や有難みが自然と身につきます。
それは、調理者だけではなくその姿を見ている家族にも伝わります。
毎日ではなくともいつもと違う非日常の台所の光景は大人も子供も興味を持ち、自然と見に来ていたり気になった食材があれば話題になるものです。頑張って作っている姿を見てから食べる料理は自然と有難みも増し、残しにくくもなります。
食に関する知識だけでなく作り手への感謝の気持ちや家族のコミュニケーションの一環にもなります。
魚一匹の調理は家庭で敬遠されがちな食材なので使うといいきっかけになりますよ。
最後に
魚は一匹では敬遠されがちな食材ですが試してみると面白いですよ。
私自身、自分で色々失敗しながらも魚を捌いていると食材の有難みも感じますし、今まで処分していたおいしい部分の発見など、料理の楽しさの幅がひろがりました。
また、その調理姿や食材を見せることで食材への興味や感謝を次の時代(子供たち)に伝えることができるのではないかと私は思います。
食育に限らないことですが、作り手の労力を知ることが大事なのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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