大人から子供まで幅広い世代で人気メニューのから揚げとフライドチキン。
家庭でも作ることができてご飯のおかずに最高ですね。また、最近ではから揚げ専門店なども多くできて大人気の料理です。
このから揚げとフライドチキンっていったい何が違うんだろうとふと思うことありませんか?
この違いって聞いてみると知らない人が多いんです。
そこで、今回はから揚げとフライドチキンの違いについて書いていこうと思います。
いったいどんな違いがあるのでしょうか。
唐揚げとフライドチキンの違いは味付けのしかた
結論からいうと現在の日本では、から揚げとフライドチキンの違いは「肉自体に下味をしみこませて、衣をつけて揚げたものを唐揚げ」と呼び「肉自体には味付けをせずに揚げる前・または揚げた後に衣に味付けをしたものをフライドチキン」とよびます。
唐揚げは素材の中に味がしみこんでいるのに対しフライドチキンは衣の部分にだけ味がついているというのが現在の日本では一般的な分け方です。
唐揚げってどんな料理
唐揚げは辞書で調べると「唐揚げ 1.小麦粉や片栗粉を軽くまぶして油で揚げること。2.素揚げ。異字 空揚げ」や「唐風(材料に下味を付けて片栗粉をまぶして揚げる)に揚げるから唐揚、何もつけずに揚げるから空揚」といった表現で記載されています。
辞書によって多少違いはあるものの「小麦粉や片栗粉などをまぶして油で揚げる料理」を唐揚げと呼びます。
また、本来食材の指定のない唐揚げですが、日本では「唐揚げ」というと「鶏肉を使った鶏のから揚げ」が最も一般的な料理になる為、「鶏のから揚げ」を「唐揚げ」と呼ぶ場合があります。
フライドチキンってどんな料理
フライドチキンは辞書で調べると「下味をつけた小麦粉を鶏肉にまぶし、油で揚げたもの。」や「洋風の鶏肉のから揚げ。塩・香辛料・小麦粉を鶏肉にまぶし、油で揚げたもの。」
と記載されています。
「味付けした小麦粉などをまぶした鶏肉を油で揚げた料理」をフライドチキンと呼びます。
同じなのか違うのかいまいちパッとしませんよね。
それではそれぞれの違いをまとめてみます。
唐揚げとフライドチキンはココが違う
唐揚げとフライドチキンとの違いは、
・唐揚げは食材を選ばないがフライドチキンは鶏肉に限定されます。
※ただし、現在の日本では「鶏のから揚げ」が最も一般的な唐揚げの為、「唐揚げ=鶏のから揚げ」と認識する人が多いです。
・唐揚は特に決まりはなさそうに感じますが、衣ではなく素材に味付けをするのがポピュラーな作り方です。 一方、フライドチキンは肉に味付けをせずに衣などの表面に味付けをします。
この2点が違いといえます。
まとめ
「唐揚げとフライドチキンの違いについて」いかがでしたでしょうか?
唐揚げとフライドチキンの違いは「肉自体に下味をしみこませて、衣をつけて揚げたもの」を唐揚げ、「肉自体には味付けをせずに揚げる前・または揚げた後に衣に味付けをしたもの」をフライドチキンというのが現在の日本で一般的な分け方です。
様々な国の食文化が入ってきている日本では、揚げ物料理の調理方法も増えており今後も似たような料理がでてきそうですね。
熱々の唐揚げやフライドチキンを食べててふと気になったら思い出してみてください。
余談ですが、日本でここまで「フライドチキン」の名をメジャーにしたのは皆さんもご存じのケンタッキー・フライド・チキンのようですよ。
確かにフライドチキンといえば「KFC」がまず頭に思い浮かびますね。
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